ジャンプ史上に残る打ち切り漫画の双璧といえば甲冑の戦士 雅武と男坂。
未完という名で打ち切られた男坂ですが、まさか続編が出てるとは思いもしませんでした。
現代に比べて色々ユルそうな1985年当時でもこの世界感は世間様に受け入れられなかっただろうに、よくこの時代に復活出来たと思いますw
早速読んでみた
30年前の作品なんで最後の打ち切りシーン以外ほとんど内容を覚えてないんですが、あえて1〜3巻を読み返さずに最新刊を読んでみたところ
やっぱりわからねぇ…w
読んでるうちになんかの理由で人を集めてるってトコまでは思い出したんですが、結局読み終わってもなんでだったか思い出せませんでした…w
というか、それ以上に気になったのが
主人公のキャラ変わってね…?
うろ覚えながら、打ち切り前はアツい硬派なキャラだった気がするんですが、最新刊では結構チャラいw
顔立ちも幼くなってる気がします。
読み返してみた
さすがに30年前に読んだ作品の続編をいきなり読むのは無謀だったので本棚から既刊を引っ張り出してきて復習しましたよ。
- 13年間ケンカ無敗だった主人公菊川仁義が1話目でいきなりボコられる
- 仁義をボコった武島将は将来日本の首領(ドン)になるために生まれてきた男
- あとは諸々あって、仁義軍団は東日本の硬派をひとつにまとめあげる旅に出る
ってことで男坂を駆け上がっていったんでしたね。
読み返してみると結構面白いですわ。
で、やっぱり仁義のキャラは変わってますねw
連載当時の1985年ですらレアな存在だった(らしい)硬派だけに、硬派キャラとしての復活は出来なかったんでしょうか…。
最新刊の仁義は憑き物が落ちたような純粋な目をしててちょっと残念です。
いかに最後の硬派菊川仁義といえども30年の歳月で毒気を抜かれてしまったのかも知れませんね。
Twitterでの反応は
わたくし、続編というものが心底キライなんですよ。特にヒット作を飛ばした後で、次の作品がパッとせず、結局きれいに完結したヒット作の続編に逃げてくる作家は二流だと思ってて、その意味ではいつまでも星矢を捏ね回してる車田は三流だと思ってるマサミストですよ。リンかけ2はもはや読んでません。
— 銀座ノ・イチゴ (@ginzanoichigo) 2014, 10月 7
何が言いたいかって…画道40周年で男坂を描くと聞いて、うんまぁ男坂は打ち切られるとき「未完」と大書したのだから、続編ではなく本編と言えるとは思ってたけど、正直ここまでは期待してなかったのです。男坂4巻!しかもジャンプコミックス! pic.twitter.com/cVYF53meqJ
— 銀座ノ・イチゴ (@ginzanoichigo) 2014, 10月 7
新装版商法をせず、1~3巻を増刷したところがすごい。 そして4巻を読んだら、いまだに闘吉がキョンキョンのファンwとかネタを挟んでくるし、ラストシーンのシメがキボウ(まだ誰にも出会ってない)だし、ちょー笑った… ただ、鸞丸の顔が下手になってるのが…神代直人は練習してから描いてね!
— 銀座ノ・イチゴ (@ginzanoichigo) 2014, 10月 7
男坂とキン肉マンのコミックス新刊届いてた。男坂の3巻の隣に4巻を並べたとき、時空を超えた気がしたw
— ぜろぜくしむ (@xexim) 2014, 10月 5
プラローグさんで、ねんぷち西住殿、ガーデンパークで男坂4巻ゲット! pic.twitter.com/FfqIQLQG7S
— 武羅汁 (@hyoutanbrazil) 2014, 10月 5
突っ込みどころもありつつ、次回への不穏な伏線もありつつ、お涙頂戴もありつつ、これからの展開に対しての男坂的ワクワク感もありつつ、大団円。なんなんだこれエンターテイメントの王道じゃねぇか
— ひゃくまる (@osiroiobake) 2014, 10月 4
男坂4巻買って来たぜ!! 3巻から4巻まで30年 「待たせたな!!」 「本当な!」 pic.twitter.com/uqovIHM457
— くらげ (@yuki_beee) 2014, 10月 4
どんなシーンから始まるのかな? 菊川仁義が果てしなく遠い男坂を駆け下りてくるとこからかな?
— 長岡建蔵 (@hangpeng) 2014, 10月 3
まだまだ続く(らしい)よ!
幸か不幸か新刊が出てしまった男坂、第4巻に留まらず5巻以降も出るみたいです。
第4巻のラストでなぜか積丹に降り立った今世紀最後の天才のひとりキボウくんの動向が気になります。
コメント