正しい選択などない。あるのは○○しない選択だ。

2019年8月1日現在、Amazonプライム会員は後悔しない超選択術を無料で読むことができます。

わたし達は毎日いろんな選択に迫られています。

今日のお昼ごはんはなに食べようかしら?
そろそろスマホの買い替え時だ。どの機種が良いかな?

といった、ちょっとした選択もあれば

大学受験で3校に合格した。
学部はどれも同じだし、通学に便利そうな第1志望の大学にしようかと思ってるんだけど、ホントにそんな決め方でいいんだろうか?
会社の同僚から
「年内に会社を辞めて起業する予定なんだ。事業を成功させるために、ぜひお前の力を貸してほしい。俺とお前で会社を共同経営しないか?」と誘われた。
興味はあるけど、今の会社には特に不満はない。どうしたらいいだろう?

といった、これからの人生を左右するかもしれない選択もあります。

自分にとって重要だと思えば思うほど、その選択が正しいのか、過去に行った選択が正しかったかどうかを考えてしまいます。

しかし、メンタリストDaiGoさんは著書「後悔しない超選択術」でこのように述べられています。

「すべての人に当てはまる『正しい選択』は存在しない」

なぜ『正しい選択』は存在しないのか?

『正しい選択』が存在しないなら、わたし達はどういう選択をしたらいいのか?

この記事では、「後悔しない超選択術」の中から、いくつかのポイントをご紹介したいと思います。

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なぜ正しい選択は存在しないのか?

進学、就職、転職、結婚など、人生のターニングポイントというべき選択は誰しも一度は経験したことがあると思います。

その選択を振り返って、「あのときあっちを選んでいれば…」と考えたこともあるでしょう。

ですが、もし本当に別の選択をしていたら、現在は大きく変わっていたのでしょうか?

たとえば

第1希望の会社に就職したはいいが、思っていたのと違いノルマはキツいし残業代もまったく出ないんだよなぁ。

といったケース。もし第2希望の会社を選んでいても、もっとブラックだったかも知れません。

逆に

第1希望の会社に就職し、上司にも仲間にも恵まれた。今は順調に会社でのキャリアを積めている。

という現状に満足しているケースでも、第2希望の会社の方が給料もよく自分の希望する職種でバリバリ働けていたかも知れません。

結局、両方の人生を同時に歩んでみなければ、どっちに就職するのが正解だったのかを知ることは出来ません。

が、当然そんなことは不可能です。

著者のDaiGoさんは

未来に何が起きるか誰にもわからない以上、選択に正解はありません。

と述べられています。

まずは正しい選択があるという思い込みを捨てなければならないようです。

後悔しない選択ができればいい

以前、「どんなに幸せな一生を送った人でも、最期の瞬間に後悔をひとつも残さず死んでいける人などいない」といった内容の本を読んだことがあります。

人間は後悔する生き物のようです。

ですので、もし仮に正しい選択というものがあったとして、正しい選択をしたとしても

あのとき別の選択をしていたら、さらに良い現実になっていたのではないだろうか…

と考えるのではないでしょうか?

(本当は存在しない)正しい選択をしても後悔するのであれば、わたしたちはどうすれば選択に悩まされずに済むのでしょう?

答えは、「後悔しない選択」をすることです。

正しい選択ではなく、後悔しない選択が人生を豊かにするとDaiGoさんは述べられています。

では、「後悔しない選択」とはどういったものか。

後悔しない選択とは、その時点で最も合理的な選択のことです。

客観的な視点で、考えられる多くの選択肢の中から(場合によっては選択しないという選択も含めて)選ばれた選択であれば

あのとき別の選択をしていたら…

と後悔しそうになっても

いや!あのときは、考えられる中で一番の選択をしたんだから今さら悔やんでも仕方ない!

と、過去の選択にとらわれず、これからの未来に目を向けることができます。

過ぎたことにクヨクヨしがちな人は、後悔しない選択を心がけることで前向きな性格に変われるかも知れませんね。

後悔しない選択を妨げるもの

ホントはあんなこと言うつもりなかったんだけど、ついカッとなって…

誰もが一度は経験したことがあると思います。

人は感情的になると合理的な判断力が鈍るそうです。

同様に、時間に追われていたり、金銭的に厳しい状況などストレスを抱えているときも冷静な判断を出来ないことが知られています。

このような、精神的に不安定な状態だと、合理的な選択をするのは難しいそうです。

ですが、わたし達はつねに冷静でいられるわけじゃありません。

ビジネスの現場ではストレスを抱えたまま選択を迫られることも多々あります。

このような合理的な選択が難しい場面では

自分はいま、精神的に不安定になっているぞ

と認識することが大切とのこと。

自分の感情やストレスを自覚することで、自分自身を第三者的な目線で客観的に見つめることができます。

それにより、精神を不安定にする感情やストレスと距離を置くことができ、合理的で後悔のない選択をする助けとなります。

まとめ

この記事では、メンタリストDaiGoさん著書「後悔しない超選択術」から、わたし達が目指すべき選択のあり方をご紹介しました。

「後悔しない超選択術」には、後悔のない選択が出来るようになるための習慣やトレーニング方法なども数多く紹介されています。

自分の選択力に不安をお持ちのかた、過去の選択を思い返してクヨクヨしがちのかたには参考になるものがあると思います。

変えられない過去に思い悩むのはもうなくなるかも知れませんよ?

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