なかなか予定が合わず行けてなかった寄生獣の劇場版をようやく観に行けました。
劇場版に先立って放送されてるアニメ版が個人的に前評判よりイイ感じなので劇場版も楽しみにしてたんですが…。
ちょっとガッカリな感じです。
2部構成でも絶対的に尺が足りないだろうから色々端折ったり設定を若干変えたりってのは仕方ないと思うんですが、なんかものすごいチープな感じに仕上がっちゃいましたね…。
VFXも予告CMを観てた時はリアルでド迫力な印象で、劇場でも最初はイイ感じかなーと思いました。
でも、見慣れてくると質感とかちょっと安っぽく観えてしまい…。
血と肉の感じが一昔前のB級映画っぽく感じたのはリアルに作りすぎるとグロくなりすぎるからなんでしょうか…?
母親に寄生したパラサイトに心臓を貫かれたあと、ミギーと強く同化したあたりが新一の大きなターニングポイントだと思うんですけど、ココがサラッと流されてるのは残念です。
雰囲気がガラッと変わるあの感じが欲しかったです。
肉体的な変化もあるはずなのに、それを感じないのは戦闘シーンがワイヤーアクションに見えてしまったからなんでしょうね…。
あと、ココはあえてのことなんでしょうけどミギーがわりと感情的なのも成功とは言えないような。
常に合理的な判断で動く寄生生物のイメージとは声の高さからして個人的なイメージとは離れてしまってました。
アニメ版は面白い
- DEATH NOTE
- カイジ
- GANTZ
あたりからガッチャマンはおいといて日本テレビが放送したアニメの映画実写化って結構良い印象ありました。
なので、今回も期待が大きかったんですが、期待が大きすぎたんでしょうね…。
ちなみにアニメ版はかなりイイ感じになって来ました。
最初は
- キャラデザが原作と大きく違う
- ミギーの声は大丈夫か
というのがネックで不安しかなかったわけですが、ミギーは無感情な雰囲気がよく出てて、キャラデザも慣れてくると違和感が減ってきました。
特に新一は前記の大きなターニングポイントで原作の雰囲気に近づいて好印象です。
ただ、村野里美だけはまだ違和感が残ってますが…w
完結編は2015年4月25日から
まぁ何やかんや言っても完結編やるなら観るんですよね、多分w
広川市長と後藤に期待して待つことにしますw
映画『寄生獣 完結編』公式サイト
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