お宅のワンちゃんは薬を飲んでくれますか?


うちのワンコも若いうちは簡単に飲んでくれてたんです。
が、歳を取るにつれて苦労するようになりました。
飼い主としては、ワンコに長生きしてほしいから薬を飲んで貰いたいと思います。でも、とうのワンコはそんな気持ち理解できません。

ワンコに薬を嫌がられて、不安やあせり、イライラがつのりました。

この記事では、ご飯やおやつに頼らないワンコへの薬の飲ませ方を紹介しています。
ほんの少しのコツを知っておくだけで、薬を飲ませるのが相当楽になりますよ。
犬も人と同じ。歳を取ると食が細くなる
うちのワンコのケースですが、10歳くらいまではご飯に薬を混ぜておけくだけで勝手に飲んでくれてました。
やはり若いうち、元気なうちは食欲が優先されるんでしょうね。
でも、歳を取ると食欲だけでごまかせなくなってきます。
ご飯に違和感を感じると残すんです。
ご飯に混ぜるのがダメでも、おやつ(うちはゆでたササミをあげてました)で薬を包んで飲んでくれていたときまでは良かったんですが…。
年齢にくわえ、病気で体力も落ちてくると、おやつ作戦でも飲んでくれなくなりました。
無理に口を開けさせてもダメ
食べ物でごまかして薬を飲ませることができないとなると、薬を直接口に入れて飲ませるしか方法はありません。
うちのワンコはチワワでした。チワワくらいなら無理やり口を開かせて飲ませることも出来るんじゃないかと思ったんですが、これが大間違い。
(当たり前ですが)嫌がられ、本気で噛まれて3日間は腫れが引かず、骨もジンジンうずきました…。
犬の噛む力って小型犬でも100kgくらいはあるらしいです。
正しい薬の飲ませ方
こちらの動画をご覧ください。
ワンコの口を開かせるにはコツがあります。
それは、犬歯の奥にぽっかりと歯のない部分があって、そこに指を入れて口を開かせるんです。
犬歯の奥の隙間に指を入れていると、もし口を閉じられてもガッツリ噛まれることはありません。
薬をスムーズに飲ませるためには慣れが必要ですが、このコツを知ってからはだいぶ楽になりました。
- 上手にワンコの口を開かせる
- スムーズに薬をのどの奥に置く
- ワンコの口を閉じて上を向かせて喉をさする
という一連の動作をスピーディーに行えれば、ワンちゃんの負担も軽くなると思います。
まだ薬が必要ない場合は、サプリやビタミン剤などを使ってときどき練習してみると良いかもしれませんね。

日頃から口を触るスキンシップを
ブラッシングを嫌がる犬はほとんどいないと思います。でも、口を触られるのは嫌がる犬も多いです。
もし、今はまだご飯に混ぜて薬を飲んでくれてるワンちゃんも、いつ飲んでくれなくなるかわかりません。
ワンちゃんとのスキンシップの一環として、今のうちから口を触られるのに慣れてもらいましょう。
まずは皮膚の上から歯茎を優しくマッサージするところからはじめてみる。
次は、皮膚をめくって歯や歯茎に直接触ってみる。
さらに歯磨きまで出来るようになれば、歯周病予防にもなって一石二鳥ですね。
まとめ
この記事では、ワンコへの薬の飲ませ方を紹介しました。
最近はペット医療も進んでいるおかげで、ペットの寿命が伸びています。
その一方、高齢化するペットに薬が必要になるケースも増えています。
食べ物でごまかして薬を飲ませられなくなる時は間違いなくきます。
この記事が、ワンちゃんとの穏やかな生活のお役に立てば嬉しく思います。
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